LESSON 1  マクロに見る測長誤差による損失

昭和43年までは、電線の測長における誤差はおよそ100メートルに対して0.5から1.0 メートルぐらいです。つまり誤差はおよそ0.5%から1.0%といった ところです。ちなみに経済企画庁によれば平成3年度の国内の電線 及びケープルの出荷金額は2兆2千億円だそうです。仮に計尺誤差が0.5%だとすれば、およそ110億円分が無駄になった事になります。1.0%の場台には、なんと220億円が消えた事になるのです。

<学期末試験>
平成3年度の出荷金額ベースで考えてみると、誤差を0.1%抑えると、どのくらいの損失を抑えた事になるのでしょうか?

1.損失を22億円抑えたことになる。
2.損失を2億2千万円抑えたことになる。